3年ブログ

適応障害と診断された2016年8月スタート。3年間は書き続けようと決め、現在7年目になりました。

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はじめての喫茶店

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喫茶店に来ている。

 

何度も店のまえを通り過ぎては、なかを伺っていた。ちょうど昨日、はじめましての人とお茶をする機会があり、そのときも行ったことのない喫茶店を選んだ。

 

カフェにはよく行く。けれど、喫茶店となるとどうも尻込みしてしまう。メニューや店内の写真をネットで調べ、雰囲気がある程度わかってようやく行けるかどうか、というレベルだ。それでも昨日は2人だったから入店できた。

 

今日は、昨日とはまた違う喫茶店を選んだ。

たまにある。これまでずっと遠ざけていたものに一瞬でも触れると、「あれ、なんてことないかもしれない」と感じてとたんに手が出せるようになる、ってこと。

 

店内にはピアノのジャズが流れ、老年の紳士が1人、新聞を読んでいる。店員さんは1人。喫茶店だから、マスターと呼ぶのかな。食材を切ったり、お皿を整理したりしている。

とても穏やかで居心地がいい。

 

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最近ハマっているものに、星占いがある。

昨年、一緒に働く人のなかで詳しい人がいた。いろんな話を聴いているうちに、こっちも知りたくなってきた。

 

星占いのような占いのたぐいは、人を理解する一つのツールだと思う。ほかにも道筋とか、接する側面、なんていうふうにも考えられるかもしれない。

 

僕は、昔から一人ひとりと向き合うように接してきた。友人関係でも、仕事でも。人だけでなく、たとえば近所に咲く花とか空を漂う雲とか。いろんなことを見逃さず、じっくり接して味わおうと思って生きてきた。

星占いは、そんな自分と相性は悪くない気がしている。

 

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僕はかに座だ。それで12星座の中でもかに座の本を読むのだが、そこにおもしろいことが書いてある。

 

かに座の人はとにかくテリトリーを大事にするらしい。テリトリーとは、いわば安全地帯だ。

新しい場に身をおいたときがもっとも忙しい。いち早くその場を安心できる場所にするため、一定範囲で自ら境界線をひき、その中をまずは自分の安全地域にするために奔走する。

ただ、そうして線引された境界線はのちに自分で超えていくことになる。ずっと同じ領域にいると、だんだんとつまらなくなってくるからだ。

そこで、あるとき「えいやっ!」と境界線をぶち破る。そうやって再び新しい場に足を踏み入れては、できるだけ早く自分色に染めるべく動き回る。それがかに座の特徴だ、なんて書いてあった。

 

あくまで僕に限った話からもしれないが……なんだかすごく当てはまっているなぁ〜と思った。

 

昨日会った人に、「喫茶店ってなんだか緊張しちゃって入れないんですよ」とお話したら、「え、なんで?」みたいな顔をされた。

僕自身もよくわからないのだ。だって値段とか店内の雰囲気とかは、ネットで調べればたいてい情報が見つかるのだから。不安要素はほとんどないはずなのに、なぜか足を伸ばせない。だけれど、一度「えいやっ!」ってすると、なんであんなに臆病でいたんだろう、ってくらいに平気になる。

自分でも不思議だけど、これが僕なのだ。

 

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慣れ親しんだものを愛でるのもいいが、新しいものに接するのもまた楽しいものだ。

心が新鮮になる。

爽やかな風を感じる。

部屋の空気を入れ替えたような、そんな清々しい思いがして気持ちがいい。

 

昨日行った喫茶店も今これを書いている喫茶店も、これから足繁く通うことになるだろう。そうして慣れてしまい、新鮮味がなくなってきたら、また新たな場へ向かうことになるはずだ。

次なる場所はどこなのか。検討もつかないが、今は喫茶店に通うのを日々のささやかな楽しみとしたい。