3年ブログ

適応障害と診断された2016年8月スタート。3年間は書き続けようと決め、現在7年目になりました。

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待たされるほど気分がいいこともある

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近所の薬局に行った。

すでに2月。

花粉症がひどい僕は、毎年この時期から薬を飲み始める。

いまから5月下旬までは毎日薬を飲む。でないと、やってられない。

 

薬局の待合スペースには、僕を含めて3人いた。15分くらいで呼ばれるだろうと思っていたら、これがずいぶんと待たされる結果になった。

 

患者さん(お客さん)と薬剤師さんとの会話が聞こえてくる。

 

今朝の血圧はどうでしたか。

お薬は何時ごろ飲まれましたか。

お薬が変わったので、……。

 

はじめは、患者さんの耳が遠いのかと思った。でもどうやらそうではなかったらしい。薬剤師さんが、懇切丁寧に説明しているのだった。

壁を眺めていると、一角にたくさんの賞状が飾られていた。その中には、市や県からの感謝状があった。どの賞状にも、同じ個人の名前が書かれている。きっと今説明している薬剤師さんだろう、と思った。

 

その間にも話は続いていて、10分、20分と過ぎていく。ようやく終わって別の人が呼ばれた。さきほどと同じ薬剤師さんが説明をはじめる。やはり念入りな解説が聞こえる。最後には「まだ寒い日が続くので体調にはお気をつけて」と声をかけていた。

 

僕の名前が呼ばれたのは、薬局に来てから実に40分は過ぎようとしていたときだった。事前にお薬手帳を渡していたから、薬剤師さんも毎年飲んでいる薬だと知っていたはずだ。にもかかわらず、ここでも丁寧な説明をいただけた。

 

待たされるというのは、たいていありがたいことではない。けれど、ときには待たされるほど気分がいいこともある。

僕がみた限りでは、一緒に待っていた人もいらだつ様子もなく、ただ静かに待っていたように見えた。

 

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