3年後の私をつくろう

2年目に突入。振り返ったとき、このブログが転機になったと言えるように。そう願っています。

午前中の体調不良…それって「適応障害」かも?

こんにちは。

もう2月も明日で終わりですね。私は明日会社の人事と産業医との面談があります。来月3月から会社に復帰する予定です。

会社を休んだ理由が、今回のテーマでもある「適応障害」です。
思うに、すでに多くの人がこの適応障害という「軽いうつ病」にかかっている気がします。

真面目で努力家。責任感が強く義理を重んじる人。
そんなあなたに向けて書きました。

なお、これを書いている私は社会人(24歳)なので、会社員向けの文章になっています。ご了承ください。

 

 

午前中の体調不良それって「適応障害」かも?

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はじめに、以下の10項目の中に、当てはまるものがいくつありますか?

 

  1. 新たな環境にとまどっている
  2. 最近ストレスを感じている(うつっぽい、不安で眠れない、死を考える等)
  3. 午前中の体調が悪くなってきた
  4. 「なんかおかしいな」という体調不良が続いている(めまいがする、酸欠感がある、頭が重い等)
  5. やりたくない仕事をガマンして続けている
  6. 自身を「真面目」「努力家」だと思う
  7. 責任感が強い
  8. 義理を重んじる
  9. 身近に元気のない人がいる
  10. 仕事で疲弊している人がいる

 

数えられたでしょうか。

9番と10番は身近な人にいるかという質問ですが、もし自分がそうだと言う人は、それ以外にも当てはまる番号があったのではないでしょうか。

 適応障害の特徴を10個挙げてみましたが、これを書いている私は、全部当てはまっています。(笑)

上の項目で、当てはまる数が多い人ほど危険です。
それ、ひょっとしたら、「適応障害」じゃないですか?

 

適応障害とは

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適応障害とは、ストレスが原因となったさまざまな体調不良のことです。

うつ病や不安障害というレベルまでは至っていないレベルなので、比較的軽症です。心の病とはいえ、ちゃんと完治する病気です。

しかし、軽症であるがゆえに「いつか治るだろう」と軽く考えていると、うつ病などの重たいレベルにまで発展することもあります。

「明らかに健康ではない症状があるけど、そういった病院にはちょっと行きにくい

そんな人にはなるべく病院に行ってほしいのですが、まずはこのまま読み進めてください。次に、病院の予約をしてください。(^^)

 

参考にする本はコレ

ネットのキュレーションサイトが公開停止になったのは、記憶にあたらしいですね。特に医学的な情報は、その信用性は重視したいもの。

そこで今回読んだのはこちら。

 

マジメすぎて、苦しい人たち―私も、適応障害かもしれない…

マジメすぎて、苦しい人たち―私も、適応障害かもしれない…

 

 

心の病専門の、実際の医師が書いています。
復帰間近になって読んだ本ですが、正直もっと早く読んでおけばよかった。^^;

よくまとめられてると思ったのは、

  • そもそも適応障害ってどんな症状なのか
  • どんな人がなりやすいのか
  • 治療方法や薬の種類や特徴
  • 医師の目から見たクリニックやカウンセラーの選び方


などですね。
今回はこの本を参考にして、話を進めていきます。

 

以下の話を掘り下げます

さて、ここからは少し具体的な話をします。
「ひょっとして私適応障害?」という人のために、もう一歩踏み込みこんでいきましょう。
今回は、以下の3つのポイントに注目してみました。 

  • 【診断基準】医師からみた適応障害
  • 【病院の話】どこに行けばいいのか
  • 【手当の話】休職してもおカネはもらえる


上の本からの引用や内容を参考にしながら、私の意見を書き足しています。
どれも、「適応障害かもしれない人」から「すでになっちゃった人」にとって、大切な話です。

 

【診断基準】医師からみた適応障害

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著者は実際の医者ということもあり、本書にわかりやすい診断基準が書いてありました。以下に引用します。 

その症状を起こしている原因である「ストレス因子がはっきりしていて」、「そのストレスへの反応が始まってから3ヶ月以内に不調が起こっており」、「親しい人との死別によるストレスではなく」、「原因となるストレスが消えてから6ヶ月以内に不調も消えている」のが、適応障害であるということです。

(中略)

診断の場では、まず他に該当する精神疾患がないかをきちんと見て、「どれにもあてはまらないなあ」となったときに、はじめて適応障害と診断せよということなのです。

いうなれば、「どこにも入らないから、仕方ない。一時的に保留箱に入れておくか」という保留箱的診断名というわけですね。

(引用:『第1章 このつらさって「適応障害」だったんだ!』より)


このように、適応障害とはいわば「うつ病未満の病」であることがわかりますね。

また、さまざまな症状が見られることから、適応障害とは”保留箱的診断名”であるとも著者は言っています。

身体に例えると、「鼻水が出る」「のどが痛い」といった風邪の初期症状みたいなものです。
だからこそ、ここでちゃんと治さないとあとでエライ目にあうわけです。

ここで、さまざまな症状について触れてみましょう。

 

私の場合

社会人になったばかりの私は、「とりあえず目の前の仕事を頑張ろう」という思いで一生懸命でした。

その目の前の仕事というのが、自分に全く適していない現場監督というハードな仕事。

仕事は1月ごろから本格化し、4月の半ばの日記には「朝の体調が悪い」と自分でハッキリ書いていました。過呼吸で倒れたのは7月です。

3years.hatenablog.com


嫌々ながら頑張らなきゃと、自らを鼓舞しつつ頑張ってしまったのが私の場合です。

このように、私は「嫌々ながら頑張った」ことが裏目に出たのですが、適応障害になる人には様々なケースがあります。

 

他の人の場合

他の理由で適応障害になってしまった場合を以下にリンクします。
私も参考にさせていただいたブログです。

【人間関係がダメだったケース】

colopon.hateblo.jp


【めまぐるしい環境変化がダメだったケース】

hituzidameiko.hatenablog.com

(コロポン様、メイ子様へ:
引用に何か指摘・意見がございましたらご連絡ください。すぐに対応させていただきます。)
 

いろんなケースがありますが、すべてに共通するのは「明らかにおかしい」という感覚があるということです。

冷静に考えてみて、「明らかに不調だ」「休んでも休んでも一向に改善しない」という場合は、1度疑ってみてください。

 

【病院の話】どこに行けばいいのか

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「なんかおかしいんだよなぁ」。もしその体調不良が心から来ている気のする人は、心の病気専門の病院に行きましょう。

しかし今までそんな病院にお世話になったことがない人は皆戸惑うはずです。

心療内科、精神科、神経科、カウンセリングルームなどなど。たくさんあってわかりにくいのも現状です。
私もいったいどんなところなのか、すごく心配でした。 

 

これに対し著者は、基本的にはどこに行ってもOKだと言っています。

ただ、心療内科は心の不調による身体症状に注目し、カウンセリングルームでは病気の診断や薬の処方ができないと説明しています。

不調の原因が、心(精神的な面心)なのか、身体(肉体的な面)なのか。その判断は難しく、簡単に判断するのは少々危険です。

なので、最初は精神科や神経科に行ってみるといいようです。

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私の場合、過呼吸で救急車で運ばれたのは大きな総合病院でした。そのときは応急処置として点滴をしてもらっただけなのですが、その後も体調が悪かったので、同じ総合病院でまた診てもらおうと思ったのです。

 

しかしながら、どこの科に行けば良いのかわかりません。そこで受付に事情を話し、神経科で診察してもらうことになりました。

CT検査をしてもらいましたが、身体的な異常は何も見つからず。
それでやっと、「どうやら精神的な面から来ているらしい」と判断できたのです。

総合病院で検査してもらった後、

事を知った会社が産業医との面談を設定

産業医が心療内科を紹介

紹介された心療内科に通う

という流れになりました。

まずは、身体的な重たい病が隠れていないか調べる方がいいでしょう。一刻を争う重病が見つかるかもしれません。

しかし、やっぱり行きにくかったり、考えている余裕がない場合もありますよね。

そういったときは、最寄りの病院、できれば「心療内科」や「精神科」といった看板の病院に行ってください。ストレス社会の現代ですから、そういった病院は探すと意外に近くにあったりします。
そこで診てもらった際に「こっちに行ったほうが良い」などのアドバイスをもらうのも良いでしょう。

著者も言っていますが、一番大切なのは「早期発見」です。

 

【手当の話】休職してもおカネがもらえる

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会社員の場合、健康保険組合に入っているはずです。

従業員が何らかの理由で仕事ができなくなった場合(事故にあって動けない、うつ病になって出勤できない等)、傷病(しょうびょう)手当金を受け取ることができます。

傷病手当金についてまとめると、こんな感じ。

 

  1. 会社からではなく、会社が属している健康保険組合から支払われる。
  2. 毎月支払われる。ただし初月は申請登録の事務があるため、1回目は少し遅れる可能性アリ。
  3. 支給額は、会社からもらう月給の60%~80%。会社の規定によって前後する。
  4. 支払い口座は、基本的には会社の給料振込み口座になる。ただし変更もできる。
  5. 傷病手当金は1つの病名につき、一生で1回しか使えない(例外アリ、以下参照)。 

 

これらの制度については、休職する際、人事の人からザックリ説明を受けました。
その中で一番心配したのは、「5.傷病手当金は1つの病名につき、一生で1回しか使えない」という話。
私の場合、診断名は適応障害でした。転職して再び適応障害になったとしても、2度目は受け取れないということになります。

 

心配だったので、心療内科のカウンセラーに直接聞いてみたところ、「診断名はそのとき最も強く見られる症状を診断名にするので、別の病名で診断名を書くこともあります」とのこと。
あまり心配しないでください、と言われました。

それでも怖かったので後日調べてみる、以下のリンクにたどり着きました。
どうやら「社会的治癒」に該当するかしないかで決まるようです。

以下のサイトやブログの他にも、検索すると多く出てきます。ご参考まで。

【労働問題相談室】

傷病手当金で同じ病気で2回目の申請は通るか? | 労働問題相談室

【夫婦ともうつサバイバル記】

http://tomoutsu.com/shakaiteki-chiyu/

 

おカネの心配について触れましたが、こういった制度はありがたいですね。

ちなみに、私の会社からは「一生で1回しか使えないけど、使っちゃうの??いいの?いいのね??」みたいな、ある意味脅しにも聞こえることを笑顔で言われましたが、上のような事実もあるので無視しましょう。

会社的には早く復帰して欲しいはずなので、「働かずに手当金がもらえる現状に甘えてしまい、復帰が遅れるのではないか」と考えるのかもしれません。

 

書き終えて、ひとこと

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飛躍するには一度ふんばること。沈み込むことが必要です。
しかしその一方で、そのまま潰れる可能性もありますね。

両者の境界線を感じ取れるのは、他ならぬ本人、あなたしかいないのです。

努力家で真面目なあなたには、きっとこの区別は難しく、たとえ身体の調子が悪くてもなお、ふんばり続けるでしょう。

かく言う私は、このふんばっている状態で精神にヒビが入りました。明らかにおかしいと思える状態が、大事に至らないレベルで偶然現れただけです。
これはたまたま偶然であり、運が良かったとしか言いようがありません。

次回は、「適応障害とは現代病であるということ」「なぜ自分が適応障害になったしまったのか」。
この2つに注目してみたいと思います。

マジメすぎて、苦しい人たち―私も、適応障害かもしれない…

マジメすぎて、苦しい人たち―私も、適応障害かもしれない…

 

△今回読んだ本

ではでは。